愛媛県双海町のグリーンツーリズム
今日は、愛媛県伊予市双海町に行きました。
きっかけは、NPO法人アーキペラゴの活動「島ゼミ」の一環で
かつて、豊島にロシア製の釜があり
もう一度、火を入れたいとの想いから、パンやピザを島のお母さん達が焼き始めました。
島で採れた食材を使って、来島者といっしょに触れ合えるようにしたい!
今回の双海町の「石釜香房みどり」が、ピザづくりの体験を含めた、グリーンツーリズムで元気がいい!ということで
見に行くことになりました。
ところが!!!今朝の濃霧で 島のお母さんたちが船の欠航で来られなくなってしまいました。
結局、高松市の芸術士さん達といっしょの研修(遠足)となりました。
双海町は合併で伊予市に統合
何にもしないと人がいなくなってしまう!そんな危機感から住民が試行錯誤を繰り返し
グリーンツーリズムを実行しています。
「本当にやりたいことをやる!」お母さんの説得力ある言葉でした。
「私たちは有志でお金を持ち寄り、始められることから始めました」
「設備は、少しずつ拡張 それも手作りや多くの人に材料などを戴いて作っています」
「行政からの補助を一切受けていないので、好きなことをやっています」
「口コミでだんだんお客さんが増え、昨年は4600人が来てくれています!」
いきいきと話す お母さん達に 元気をいただきました。
双海町は美しい夕日が有名で
豊かな農山漁村で、自然・文化・人々との交流を楽しむ
グリーンツーリズムに取り組んでいます。
春は いちご狩りやたけのこ掘り、山菜料理作りのメニューがあります。
地域おこし の最大の要件は そこに住む人がいきいきして事業を行っていること。
その環境をどう醸成できるのかが、サポーターの役割です!
一緒に参加した、芸術士さんたちのように 優れた感性をもった人(トンチンカンな人)と
そこに住む人達を結び、より皆が いきいきと楽しめる場所を創造して参りたいと思いました。