戦いの残骸
3月4日に開会した
第2回定例高松市議会が やっと終わりました。
今回は、新しい年度である 平成21年の予算を議決することと
平成20年の補正予算(当初の予算から変更してしまったことを補正)
を審議するため
膨大な資料と格闘しなくてはいけません。
机に残った残骸は、まだまだ一部です。
資料の説明を受けた後、
日頃、チェックしていること
課題として調査してきたこと
市民から寄せられた疑問に応えるために追求したもの・・・etc。
付箋をつけたり、はずしたり
初当選以来、2年を終えようとして、全体像が大分見えてくるようになりました。
他の議員が質問している事項が どこにデータがあるのかなど
何を見ればいいのか 分かってきました。
それにしても、膨大な資料です!
ひとつひとつの事項を視る目と
大きな視点で捉える目と
両方が必要です。
まだまだ、力不足です。
さて、今回の議会の中で
「議員報酬」の減額 につて陳情を受けました。
これは、市長を含めた特別職(もちろん議員も含まれます)の給与について
外部委員による諮問委員会による審議が行われ、減額が望ましいとの
報告を受け、議員を除く全てが減額を決めたのに
議員だけが減額をしないことに、疑義を求めるものでした。
私たち会派の中でも議論をし、
現在の厳しい経済環境下においては
議員報酬は生活費に関わる部分であるので、手当(ボーナス)の部分を減額することが
必要ではないか、と意見集約をしていました。
しかし、・・・。
これ以外にも費用弁償(議会などの出席に際し支払われる日当)の問題など
市民から見て理解が得られないと思われることがあります。
しかし、私は
不十分な認識で議論を進めることに、違和感を感じており
憤りを感じております。
諮問委員会が、議員活動とその生活の実態を正しく把握しているとは
思えません。
議員には退職金がないこと。
議員共済(年金)は多額(約15%を占める)であり破綻しかけていること。
公務員と生涯収入を比較すると**。
議員専業では、子供を大学に行かせるためには、
妻がパートに出ないと生活ができないこと。
議員は借金ができない(選挙で落選するかもしれないので貸せないらしい?)
などなど
住民基本自治条例を作成する本年
議員とは何か?
どのようにあるべきか?
議会とは何か?
どんな人がふさわしいのか?
しっかり議論をする 一年にしていただきたい。
否、していきたいと思います。