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太陽の塔

昨日、熊本から水俣に足を伸ばし、ひと仕事(唯一続けている仕事 バイオベンチャー企業)
してきました。
長い、勉強の旅路で 今日、議員控え室の机の上に積み重ねられた資料と、
貯まったメールの処理に忙殺されていました。
少し遡って
熊本の2日目の夜、本屋に立ち寄り
「太陽の塔」 森見登美彦 著(新潮文庫)をついつい買ってしまいました。
あまり新しい作家の本に手を出さないのですが
なんとなく買って、すっかりハマってしまいました。
作者の練りだされた語彙と作者を含めた登場人物の不思議ワールドが
私の頭の中を 席捲し
後半からは、次第に にやにやと笑いが止まらず
読み終わったあとには、まったりと 心が癒されていました。
電車の中で にやにや している私を見かけた人は
さぞ、怪しかったでしょう。
ええじゃないか! ええじゃないか!
さて、熊本での話し (忘れてしまうといけないので)
竹中平蔵さんの話
・改革への情熱
2003年6月のとある日、郵政民営化を小泉元首相が踏み込んだ第一歩を
目の当たりにして、政治家たるもの改革への”情熱”の受容性を感じたこと。
・戦略は細部に宿る
その情熱を推し進めるためには、用意周到な準備が必要であり、「戦略は細部に
宿る」ということ。
ここから滑り出し
現在の経済が 改革の負の遺産ではなく
グローバリゼーションの中での、苦闘である。
改革をしなければ、今の国民の暮らしに「陰」は宿らなかったのか?
そうではないことを 再認識しないと「地方行政の課題」は語れない!
真に自立した自治体とするためには
①自由を得るための分権一括化
②破綻法制の覚悟(自治体が勝手なことをしても国は救済しない)
③税源移譲
④明確な交付金の基準
が重要であると 説いていました。
また、地方経済を良くする ことが 重要とし
文化・観光事業を推し進める。そのために地方の大学で観光学科を設立するなど
地方の努力が必要であると 力説されていました。
その後のパネルディスカッションは少し・・・・でしたが、
2日目の 課題討議で行われた
「予算決算審査のあり方」では 多摩市の副議長が行っている
事務事業評価の運営方法など、本来議員としての行うべき仕事を
先進的に取り組んでおられる事例発表に感動しました。
議会で議員が議論をしている、
議論ができるための準備ができている
驚きと感動でした。
「委員会運営のあり方」
も 函館市議会議長の報告に
①委員同士の議論・協議の促進
②所轄事務調査の充実
が参考になりました。
委員会で問題提起しても、時間が無いからと さらっと流され
春田さんは 若いからよく勉強しているね~
と本来チェックをしなければならない資料に目すらとおしていないのか???
高松でも 早く変わらなければならないと
強く感じました。

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