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日本語は膠着語

昨日は八十川先生を中心にした「火鉢塾」が開催されました。
その中で、9日に聞いたばかりの話をうる覚えで話をしてしまったので
自分の中で整理をするためにも記載したいと思います。
タイトルが「日本語を叱る」とのテーマで中央大学の加賀野井 秀一先生の講演の中でのはなし。
世界中の言語は大きく3つに分類できるらしく
1.孤立語
  中国語を例にして、 「我 愛 她」(私は彼女を愛する)
              「她 愛 我」 (彼女は私を愛する)
  というように、単語の並び(順番)を変えるだけで意味が通じる
  孤立した単語の意味が 並びだけで 文章となるもの。
2.屈折語
  ドイツ語を例にして、 Ich libe sie (私は 彼女を 愛する)
               Sie libt mich (彼女は 私を 愛する)
 というように、単語自体が変体(屈折)して 文章を表すもの。
3.膠着語
  日本語のことで 「私は彼女を愛する」
            「私が愛するのは彼女だ」
            「彼女を愛するのは私だ」
 というように 並びがどこであろうと、単語と単語を挟む助詞が
 意味を構成するというもの。
日本は、漢語も英語も 外から入ってきた言葉や考え方を受け入れてきた。
「わが社の、グローバル社会を生き抜く上でのストラジックは・・・」とか
曖昧だけどなんとなく、言われていることを理解してきた。
講師は この単語の意味が曖昧なままで使用されている「日本語を叱って」いました。
私は、この講演を聴きながら逆に このなんとなく相手の言いたいことを
理解しようとした 日本語の ものの考え方が 素晴らしいのではないか!と
強く感じました。
だからこそ 阿吽で 意思が疎通できる 
自然を感じ 花鳥風月を愛でる
高い文化を持てたのではないかと・・・・

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